ではどうしたら、従業員に楽しく働いてもらうことができるのでしょうか。従業員に楽しく働いてもらう方法はいろいろありますが、効果的な方法を一つ取り上げます。それは、「褒める文化」をお店に根ざすことです。

毎朝、もしくは従業員の出勤時に朝礼を行っているでしょうか。もし朝礼をしていないのであれば、朝礼は極力するようにしましょう。朝礼で一番初めに何をするべきでしょうか。当日の売上目標の数値について話すことでしょうか。それとも、当日しなければならないタスクについて話すことでしょうか。どれも大事なことですが、これらよりも先にするべきことがあります。それは、従業員を褒めることです。

例えば、「Aさんが接客したお客様が凄く楽しそうにお買い物をされていました。いつも丁寧で親切な接客をしてくれてありがとう」とか、「Bさんが率先してフロアのゴミを拾ってくれていました。ありがとう」など、前日に従業員が行ってくれた良い行動について褒めるのです。

褒められて嬉しくない従業員はいないでしょう。認められたいという欲求を誰しもがもっています。褒められることにより、もっと褒められたいという欲求がわいてきます。褒められた従業員は、顧客や他の従業員に親切に礼儀正しく接するようになります。

小さなことでも構いません。むしろ、小さいことにこそ目を向けるべきともいえます。小さいことにまで目を向けているというシグナルを伝えることが大事です。「オーナー(店長)は私のことをちゃんと見てくれている」と思ってくれます。これは非常に効果的です。自己の存在価値を見出し、もっと認められたい、もっと褒められたいと思い、仕事をもっと頑張るようになります。従業員が気持ち良く働くことで、良い「気」が生み出されるようになります。

■ 毎日従業員を褒めよう

朝礼の第一声で従業員を褒めてください。例えば、顧客が来店しても挨拶しないことがお店で常態化しているとします。「ちゃんと挨拶するようにしろ」と言っても、一時的に挨拶するようにはなっても、暫くするとまた挨拶をしなくなります。「ちゃんと挨拶していただけますか?」と言ってもなめられるだけです。

そうではなく、「Cさん、昨日、お客様に終日元気な挨拶をしてくれてありがとう」と褒めてみてください。しばらくは毎日、挨拶をしっかり行っている従業員を褒め続けるのです。そうすると、褒められた従業員はもっと褒められたいと思うようになり、挨拶をしっかりするようになります。そして、褒められない従業員は自分も褒められたいと思うようになり、他の従業員まで挨拶をするようになります。

これは挨拶に限らず何にでも当てはめることができます。例えば、使ったものを片付けないことが常態化しているようであれば、きちんと片付けている人を褒めるようにします。「Dさん、昨日、使った用具をきちんと片付けてくれました。他の人が片付けなかった物まで一緒に片付けてくれました。ありがとう」などと褒めるのです。

して欲しいことをして欲しいと言うのではなく、褒めることによって、して欲しいことをしてもらうようにすることができます。これができるようになれば、ガミガミ言う必要がなくなり、みんな気持ちよく働くことができるようになります。ぜひ、お店に褒める文化を根ざしていって下さい。お店に良い気が流れ、売り上げも上がっていくはずです。

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