スターバックスは東京・丸の内にお酒や食事を提供する新業態店「スターバックス イブニングス(STARBUCKS EVENINGS)」を3月30日にオープンしました。

「吉野家」や「日高屋」などが、長居せず出費を抑えて気軽にお酒を飲む「ちょい飲み」に参入し話題となりました。両者はどちらかといえば男性を意識した店ですが、スターバックスは女性でも気軽にちょい飲みしてもらえるよう、店舗空間をスタイリッシュに仕上げました。「スターバックス イブニングス」は、大人の女性に新しいライフスタイルを提案するとしています。

私はオープン日に同店を訪れました。店内は満席で活気にあふれていました。ゆったりくつろげるソファー席、バーカウンター席も用意されており、既存のスターバックスの店舗とは一線を画した造りとなっています。

アルコールはワインとビールを取り揃えています。ワインは赤ワイン、白ワイン、スパークリングを800〜850円で各種取り揃えています。ワインとタルトレットがセットになったメニューも1200〜1250円で提供しています。タルトレット(単品380円)は5種類あり、それぞれに合ったワインとセットで販売されていますが、別の組み合わせも可能です。ビールは日本ではあまり見かけない外国産のものを800〜850円で3種類取り揃えています。お酒のお供となるフードメニューは、トマトやナスなどをトマトソースで煮込んだ料理「ラタトゥイユ」1品のみとなります。他のスターバックスで提供しているコーヒーやスコーンなどのスイーツもあります。

お酒の値段はちょい飲みとしてはやや高めの印象を受けました。東京・丸の内という都心であれば成り立つ価格なのかもしれませんが、全国的に展開するには厳しい価格帯のように思えます。ただ、現価格より低くしてしまうと居酒屋のようなイメージが定着してしまう恐れがあり、ブランドイメージの悪化を招くリスクがあります。オペレーションの煩雑化も発生するでしょう。価格をある程度高めに設定することは致し方ないのかもしれません。

私は赤ワインとカマンベール&ベリーズのスイーツがセットになった「カマンベール&ベリーズ 赤」(税抜1200円)とドイツで醸造されたボトルビール「ヴァルシュタイナー」(税抜800円)、「ラタトゥイユ」(税抜650円)、「ショート スターバックス ラテ」(税抜330円)を注文しました。

ビールのヴァルシュタイナーはまろやかな味わいです。ほのかな酸味がアクセントとなっています。ちょい飲みができる他の店では味わえない外国産のプレミアムビールを楽しむことができるのはスターバックスならではといえます。

赤ワインはフルーティーな風味です。セットのタルトレットはカマンベールチーズにブルーベリー、クランベリー、アーモンドをつめ、端をチョコレートでコーディングしたものです。程よい甘みのタルトレットでワインに合います。

トマトソースで煮込んだ料理のラタトゥイユはお酒に合います。ただ、つくり置きで冷めていたのが残念でした。フード料理はこの1種類だけのため、保温しておくことは設備効率上難しいのでしょう。また、フード料理が1種類だけなのが寂しく感じられます。今後の充実に期待したいところです。

「スターバックス イブニングス」は、仕事終わりに「上質なちょい飲み」がしたい時にぴったりです。お酒が飲めない人とでも気軽に利用できるのも魅力です。「大人の女性のちょい飲み」という新しいライフスタイルの提案も斬新です。今後の展開に注目です。

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