ビジネスにおいて、「自信」は大事な能力の一つです。自信は「成功体験」の積み重ねに依存します。しかし、景気回復の道のりが依然不透明なビジネス環境下の現在、成功体験を積み重ねる機会に恵まれているとは言えません。また、ストレス社会と言われる現代社会では、ストレスにさいなまれて多くの人が自信を持てずにいます。

自信を持つためには「成功体験」が不可欠です。ただ、成功体験を積み重ねることは容易ではありません。例えば、ユニクロを率いる柳井正氏は自身の著書『一勝九敗』(柳井正/新潮文庫)で「ビジネスはよくて一勝九敗」という趣旨のことを述べています。自信に満ち溢れる成功者ですら、成功体験は十に一つしかないとしています。

そうなると、成功体験を得ることも大事ですが、その前に立ちはだかる「失敗」にいかに対処するのかがより大事であることがわかります。いかに「失敗体験」を積み重ねるのかが問われます。そして、失敗体験に耐えられるだけの精神的な強さも必要です。

精神的な強さは、失敗体験を繰り返し乗り越えていくことで磨かれます。しかし、ビジネスで失敗体験を積み重ねるわけにはいきません。無能のレッテルを貼られるだけです。ビジネス以外のところで失敗体験を積み重ねることが合理的といえます。

そうはいっても、失敗体験を積み重ねるというのもなんだか変な話です。そこで、失敗を目的にするのではなく、「断られる」ことを目的とするといいでしょう。「断られる≒失敗体験」と考えることができます。

■ 断られることへの耐性を身につける

断られることを何度も経験していくと、断られることに対する耐性が身についていきます。そうなれば、ビジネスで発生する九敗を乗り越えることができるようになります。そして、一勝を勝ち得ることができるようになります。こうして、一勝を積み上げていくことで成功体験を積み重ねていくことになり、やがて自信が持てるようになります。

それでは、断られることを経験するにはどうすればいいのでしょうか。寄付集めのボランティア活動はイメージしやすいでしょうか。寄付を依頼しても基本的には断られます。最初は断られることで精神的なダメージがありますが、何度も断られるとそのうちに慣れていきます。何度も寄付の依頼をしていけば、いつかは寄付をしてくれる人にめぐり会えます。寄付集めは一つの例です。自分に合った、断られることが前提の活動を選ぶといいでしょう。

断られる経験を積み重ねることで失敗への耐性が身につき、失敗を乗り越えて成功体験を得て、成功体験を積み重ねることで自信が持てるようになることを述べてきました。自信が持てるようになるには、もう一つ重要なことがあります。それは、「他人と比較しない」ということです。

他人と比較してしまうと自信は形成されません。世界には70億を超える人間が存在します。自分より優れている人はごまんといます。どんなに成長しても、どんなに何かを得ても、常に自分より優れている人は必ず存在してしまうのです。

他人と比較してしまうことは、自信を喪失する理由になりえてしまいます。「あの人と比べたら自分なんて・・・」と卑下してしまい、自信を喪失してしまいます。多少の比較は必要なことかもしれませんが、比較が行き過ぎることは問題です。

他人と比較するのではなく、過去の自分自身と比較するほうがはるかに生産的です。過去の自分自身より成長したのか、昨日の自分より今日の自分は成長したのかを問うのです。「自信」は「自分を信じる」ことで実現できます。成長した自分を感じることができれば、自分自身を信じることができます。

具体的には、夜寝る前に過去と比べて成長した点を見つけて、それを褒めるといいでしょう。これを毎日やれば、過去の自分自身と比較するクセがつきます。そうなれば、他人と比較することはなくなります。そして、自信を持つことができるようになります。

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