グーグルは20日、カメラやスピーカーなどの部品を自分好みに組み立てて使うことができるスマートフォンを来年発売すると発表しました。2013年から「Project Ara」と呼ばれる計画で組み立て式スマホの開発が進められてきました。

■ カスタマイズできるグーグルの新スマホ

グーグルのウェブサイトによると、ディスプレイや電池などを備えた土台となる部分の背面に、カメラやスピーカー、マイク、小型ディスプレイ、自立式スタンドなどの部品を最大6個組み込めるようになっています。

これらの部品は簡単に脱着できるようになっています。必要な時に必要な部品を簡単に組み込むことができるので、利用シーンに応じて自由自在にカスタマイズできます。

スマホは従来の携帯電話にあった過剰な機能をそぎ落とすことで誕生しました。必要な機能はアプリをダウンロードすることで付け加えることができるようになっています。このようなソフトウェア面におけるカスタマイズ化の流れが進んでいたことは周知の通りです。今回グーグルが発表した「アラ」は、ハードウェアをもカスタマイズできるようにした点で画期的といえます。

利用者が必要とする最低限の要素を揃えて組み合わせて使用できるというカスタマイズ化の流れは止まらないでしょう。今回の発表では、CPUやメモリ、ストレージなどの要素は固定化するとのことですが、いずれはこれらの要素もカスタマイズできるようになっていくことでしょう。

消費者ニーズは確実に「カスタマイズ」に向かっています。これは店舗型ビジネスでも変わりはありません。自分好みにカスタマイズできる商品・サービスの提供を求めるニーズは確実に顕在化しています。

■ スタバ、ユニクロ、リッツ・カールトンの「カスタマイズ」

スターバックスは、エスプレッソ ショットやチョコレートチップ、ホイップクリーム、バニラシロップなどを追加する、ミルクを豆乳や無脂肪乳に変更する、といったカスタマイズを可能としています。

ユニクロは、自分の体型や好みに合わせて全1183通りの組み合わせから選べるメンズシャツや全2112通りの組み合わせから選べるメンズジャケットを販売し、カスタマイズできる商品の提供をスタートさせています。

リッツ・カールトンは、利用客の好みに応じて枕の硬さを変える、利用客が苦手とする食材を予め外した食事を提供する、といったカスタマイズされたサービスを提供しています。

「カスタマイズ」は難しいことではありません。飲食店であればトッピングのバリエーションを増やす、小売業であれば同一カテゴリーにおける異なる機能を持つ商品のラインナップを増やす、サービス業であればオプションサービスを充実させる、といった簡単なことから始めることができます。中小企業や小規模企業でも手軽にできるといえるでしょう。

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