私は文章を書く仕事をしています。様々なメディアにビジネス記事を寄稿しています。注目を集める記事もあれば、そうでない記事もあります。力作だと思った記事が必ずしも注目を集めるわけではなく、あまり注目されないだろうと思った記事が思わぬヒットにつながった場合もあります。

毎回試行錯誤しているわけなのですが、その中で幾つか、ヒット記事の法則を見つけることができました。ヒットする記事には共通する点があることがわかったのです。ご覧の方で記事を書く仕事をされている方は多くはないと思いますが、「メッセージを発信する」という意味において、ヒット記事に共通する点を紹介することは意味のあるものだと思い、本稿を書くことにしました。

本稿では、ヒット記事に共通する法則の一つを記します。宣伝広告や営業トークなどにおいて参考になるのではないかと考えています。顧客や消費者にメッセージを発信する際に役立てていただければと思います。

■ 「少しの食い違い」をだす

多くの人が信じていることを主張することは大事です。美味しいものを「美味しい」と主張することは意味があることです。意外にも、当たり前のことを当たり前に述べるということは非常に効果があります。

しかしそれだけでは不十分で、「そうだよね」で終わってしまう可能性があります。そこで、多くの人が信じていることに対して「少しの食い違い」をだすようにします。すると、反応が大きく変わります。

「少しの食い違い」とは何かを例を挙げて説明します。先日、マクドナルドは「ポケモンGO」とコラボを開始しました。マクドナルドにおいてポケモンGOで遊ぶことができます。私はこのことを記事にしました。

多くの人は、ポケモンGO効果でマクドナルドは集客できると考えていると思います。「ポケモンGOでマクドナルドは集客できる」と記事で主張することは理にかなっています。実際、この手の記事は多く存在します。

「ポケモンGOでマクドナルドは集客できる」と主張する記事でもいいのですが、少しの食い違いを出すことでより説得力が増す記事にすることができます。この場合の「食い違い」とは、「ポケモンGOでマクドナルドは集客できなくなる可能性がある」になります。「え、そうなの?」と思わせる「食い違い」を差し込むのです。

「ポケモンGOで遊ぶ客の迷惑行為により、他の客が離反する」という食い違いを差し込みます。もちろん、このことを認識している人はいます。当たり前の話といえば当たり前の話でもあります。ただ、全体の雰囲気としては「ポケモンGOは集客できる」という認識が支配的です。多くの人が信じていることは「ポケモンGOは熱狂的な人気がある」だからです。

■ 少しの食い違いを専門的な視点で述べる

その食い違いに対して専門的な視点で述べます。「なるほど」と思わせることで説得力が増します。私は「他の客が離反する」の理由を「悪貨は良貨を駆逐する」という専門的な視点で述べました。

「少しの食い違い」をだすことで説得力は高まります。ただ、「大きな食い違い」になってしまうと、逆に反感と不信を招くことになるので注意が必要です。多くの人が「A」と思っていることに対して「B」と主張するのが「少しの食い違い」となりますが、「Z」と主張してしまうと「大きな食い違い」になってしまいます。

微妙にずれていることが大事です。大きくずれていてはダメです。あくまで「少しの食い違い」に留める必要があります。顧客や消費者に発信するメッセージには「少しの食い違い」をだしましょう。思わぬ反響が生まれる可能性があります。

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