IDOM(旧:ガリバーインターナショナル)は、クルマを自由に乗り換えることができる月額定額サービス「NOREL」を8月中旬より一都三県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)で先行リリースすることを発表しました。

IDOMは、中古車を扱う「ガリバー」を展開する「ガリバーインターナショナル」が7月15日に商号変更したことで誕生した会社です。”未来へ挑戦「挑む(いどむ)」”が由来となっています。なお、ブランド名としての「ガリバー」は今後も店舗で継続使用されます。

■ ポルシェやBMWも選べる

月額定額サービス「NOREL」は月額定額49800円でクルマを自由に乗り換えることができるサービスです。ポルシェやBMWなどの高級車から軽自動車まで100種類以上の中から選ぶことができます。かかる費用は月額料金とガソリン代、駐車場代だけです。自動車保険や税金、車検は必要ありません。

NORELは従来の「レンタカー」や「カーシェアリング」とは異なります。レンタカーとは言わずもがな、クルマを短期間借りることができるサービスです。

カーシェアリングはタイムズ駐車場を展開するタイムズ24が運営する「タイムズカープラス」が有名です。初期費用と月額基本料を支払うことで、全国のタイムズ駐車場にあるクルマをガソリン代込みで15分206円から利用できるサービスです。ちょっとした用事での利用や急にクルマが必要となった際に活用できます。全国8000拠点で24時間利用できることが特長となっています。

タイムズ24のレンタカーとカーシェアリングの事業は好調で、15年10月期の売上高は454億円(前年同期比15%増)となっています。近年、費用がかかるクルマの所有に変わる新たなクルマのあり方として、特にカーシェアリングにスポットが当たっています。同社のカーシェアリングの会員数は16年4月末時点で61万人を超えるにまで成長しています。

カーシェアリングが脚光を浴びていますが、とはいえ、クルマを所有することに対する憧れや願望がなくなったわけではありません。カーシェアリングはあくまで他人のクルマを借りるサービスです。

利用者にとって、クルマを所有することには独特のステータス感が得られるという代えがたいメリットがあります。一方で、同じクルマを長期間保有したままだと、いつか飽きがきてしまします。また、家族構成やライフスタイルの変化などでクルマに求めるものも変化していきます。クルマの買い替えで対応することはできますが、費用と手間を考えると簡単にできることではありません。柔軟性に欠けると言わざるを得ません。

こうした利用者のニーズと不満に対応したサービスとして、月額定額サービス「NOREL」は誕生したといえます。厳密にはクルマを所有することにはなりませんが、自宅の車庫に常時クルマがあるという点で所有しているのと同じ意味合いがあります。

利用シーンやライフスタイルの変化にも柔軟に対応できます。たとえば、週末にバーベキューに行くので軽自動車からSUV(スポーツ用多目的車)に乗り換える、家族が増えたのでスポーツカーからセダンに乗り換えるといったことも簡単にできます。

■ ファッション感覚でクルマを乗り換えられる

月額定額で洋服を何度でも換えて着ることができる「エアークローゼット」というサービスがあります。スタイリストが選んだ洋服がボックスで送り届けられます。着終わったら返却し、オーダーすることで新しい洋服を着ることができます。NORELはエアークローゼットのように、ファッション感覚でクルマを乗り換えることができるのです。

サブスクリプションと呼ばれるこうした定額制のサービスは広がりを見せていますが、自動車業界でもついに登場しました。仕組みがシンプルなため、利用者は安心して利用することができます。人々の自動車離れが叫ばれて久しいですが、NORELは自動車離れの歯止めとなるのでしょうか。今後が注目されそうです。

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