ネーミング(名前を決定すること)の効果は絶大です。ネーミング次第で大きく売り上げが変わります。ネーミングで売り上げが変わる事例をいくつか紹介します。

化粧品業界の事例が一番わかりやすいでしょう。実は、化粧品メーカーが販売している商品の多くは、同じような成分の製品を、商品名を異にして各メーカーが販売しているにすぎません。

たとえば、A社が販売している化粧品XとB社が販売している化粧品Yの成分を比較すると、成分がほとんど同じであることがわかります。成分はほとんど同じでも、値段や売り上げは大きく違います。

ほとんど同じ成分で、Xは高級化粧品として、Yは大衆化粧品として販売していたりします。大きく異なるのは、商品名(ネーミング)とパッケージです。一方は高級化粧品にふさわしい商品名とパッケージに仕立て、一方は大衆化粧品に馴染む商品名とパッケージに仕立てています。

ネーミングの如何によって、同じような成分の製品であっても、高級化粧品にも大衆化粧品にもなってしまいます。それほどネーミングには力があります。人は商品名・サービス名で商品・サービスを判断してしまうのです。

■ 「モイスチャーティッシュ」より「鼻セレブ」

ネーミングにより売り上げが激増した事例は沢山あります。たとえば、「鼻セレブ」は有名な事例でしょう。鼻セレブは高級ティッシュです。

鼻セレブは「ダブル保湿」と「天然由来スクワラン配合」という高機能を売りにした商品です。でもこの売りは伝わりづらいものがあります。成分について店頭でいちいち説明するわけにはいきません。

そこで重要となるのがネーミングです。当初は「モイスチャーティッシュ」という商品名で販売していたのですが、売り上げは伸び悩んでいました。保湿ティッシュ市場シェアは6~7%程度にとどまっていました。

そこで、商品名を「鼻セレブ」に変えたところ売り上げは急増しました。保湿ティッシュ市場シェアは20~25%を保つまでに成長したのです。

■ お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」はなぜ人気がでたのか

人気お笑いコンビの「くりぃむしちゅー」は、以前は「海砂利水魚」というコンビ名でした。人気低迷の打開策としてコンビ名を「くりぃむしちゅー」に変えたところ、爆発的な人気を得るようになりました。

ちなみに、芸人の「おさる」は芸名を「モンキッキー」に変えたところ、人気が急落したそうです。そこで、芸名を「おさる」に戻したそうですが、それで人気が回復したかどうかは定かではありません。

ネーミングで商品・サービスの売り上げやお笑い芸人の人気が大きく左右されています。ネーミングの重要性は商品・サービスやお笑い芸人に限ったことではないでしょう。

私は仕事でコンサルティングの報告書の作成や記事の執筆を行っています。内容を充実させるのは言うまでもありませんが、内容と同じぐらい気を配っているのがタイトルです。タイトルの良し悪しで読まれ方が大きく異なります。

文章のタイトルの決定はネーミングと同じ意味合いがあります。たとえば、オンラインメディアでの記事の反応(アクセス数)はタイトル次第で大きく変わることがわかりました。

■ ネーミングの成功法則とは

反応が良い(アクセス数が多い)記事のタイトルには一つの法則があることに気づきました。それは「身近なワードを取り入れる」ことです。誰もが知っているワードを入れると反応が良くなります。

たとえば、人事政策についての記事を書く場合、タイトルを「人事政策論」といったような堅苦しい言葉を書き連ねても反応は良くありません。それよりも、「スターバックスが行っている人事政策」や「ユニクロ流人事政策」といった誰もが知っているワードを入れることで圧倒的に反応が良くなります。

ネーミングのポイントは、誰もが知っているワードを取り入れることにあります。鼻セレブは「鼻」という誰もが知っているワードを取り入れています。芸名のくりぃむしちゅーの「クリームシチュー」は誰もが知っているワードです。

ネーミングでは馴染みのあるワードを取り入れていきましょう。

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