通行人の注意を引いて集客を図るために、店の看板等の「視認性」に十分な注意を払う必要があります。視認性には3つの視点があります。

・遠視
・中視
・近視

以上の3つです。「遠視」とは、店舗があることを認識させる距離です。「中視」とは、店舗の特長を認識させる距離です。「近視」とは、店舗の詳細を認識させる距離です。

それぞれには適正な距離があります。その距離は立地によって異なります。立地は「ロードサイド」と「商業区域」に分けることができます。

ロードサイドでの立地では車を呼び込む必要があるため、遠視・中視・近視の距離は長くなります。ロードサイドでの「遠視」は100~150m、「中視」は50~100m、「近視」は店舗前・駐車場内となります。

商業区域での立地では歩行者を呼び込む必要があるため、遠視・中視・近視の距離は短くなります。商業区域での「遠視」は30~50m、「中視」は5~10m、「近視」は店舗前となります。

それぞれのポイントに最適な看板等を設置していきます。一口に「看板等」といっても、パラペット看板、大型ポールサイン、のぼり、袖看板、スタンド看板、野立看板、壁面看板、屋上看板、ポールスタンドなど、様々な種類があります。

全ての看板等を画一的に仕上げるのではなく、集客を最大化させるために看板それぞれに「異なる役割」を与える必要があります。

その際に重要となるのが、遠視・中視・近視の視点から考えた看板等の設置です。それぞれのポイントから効果的に訴求できる看板等を設置する必要があります。

■ 遠視でのポイント

「遠視」ではパラペット看板や大型ポールサイン等が重要となります。遠視では通行人に店舗の存在を認知させることが重要です。

まずは「業種・業態」が一目でわかるかが重要です。「ラーメン店」なのか「うどん屋」なのか「蕎麦屋」なのか、何を提供する店なのかを告知する必要があります。

次は「色」です。「目立つ色」あるいは「背景にない色」をつかうと効果的です。

遠視での看板等には余計な情報を加えないことがポイントになります。

■ 中視でのポイント

「中視」では野立看板や袖看板、のぼり等が重要となります。通行人に店舗の特長を認識させることが重要です。

中視では「差別化のポイント」が一目でわかるかが重要です。例えばラーメン店だとして、他のラーメン店とは何が違うのかを伝える必要があります。

数ある店の中から選ばれる理由を提示します。商品・サービスのこだわり、価格帯の安さ、キャンペーンの内容といったものを一目で伝える必要があります。

ここでもポイントは「一目」です。中視の段階では通行人はつぶさに看板等を見ないので一目でアピールしなければなりません。

「写真」や「キャッチフレーズ」でアピールすると効果的です。写真やキャッチフレーズは一目で判断することができるからです。魅力的な写真やキャッチフレーズを用意しましょう。

■ 近視でのポイント

「近視」ではスタンド看板やポールスタンド等が重要となります。近視では通行人に店舗の詳細を認識させることが重要です。ここで、具体的な商品・サービスの内容、個別の価格、キャンペーンの詳細、メディア掲載の実績等を伝えていきます。

ポイントはただの情報の羅列にしないことです。ただの情報の羅列であればどこの店も行っています。「感情」を入れると効果的です。商品・サービスのこだわりや良さを、想いを込めて書き記すことです。

人は感情で動きます。通行人の感情を揺さぶるために、店の人間の感情を近視での看板等に盛り込むことが求められます。入店するか迷っている通行人の背中をそっと一押しできるかが、近視での勝負の分かれ目となります。

集客は看板等で大きく左右されます。遠視・中視・近視の観点から戦略的に設置しましょう。

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