2017年1月10日付日本経済新聞は、「東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)は入園料を今年4月は4年ぶりに据え置く方針を固めた」と報じました。

TDRは2014年から3年連続で入園料を引き上げました。ここ数年の入園者数は好調に推移し、値上げしても入園者数が増加していました。過去5年では、11年は2534万人、12年は2750万人、13年は3129万人、14年は3137万人と増加していましたが、15年は3019万人で減少に転じました。16年4〜9月は前年比0.3%減の落ち込みを見せています。

消費者の価格に対する厳しい目がTDRにも向いた形です。そのため、入園料を据え置くことで入園者数を確保する狙いのようです。TDRは近年、大型投資を続けて魅力あるアトラクションを提供することに注力していましたが、それでも入園者数が停滞しました。消費マインドの落ち込みは相当なものといえるでしょう。TDRは年間3000万人が当面の適正入園者数と判断できそうです。

一方、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は8年連続となる入園料の引き上げを発表しています。2016年11月に累計入場者数が1億5千万人を突破しました。2015年度は過去最高の1390万人となっています。入場者数は好調に推移しています。

USJの入場者数は今後も大きく増加する可能性があります。値上げしても吸収できるとの読みがありそうです。ただ、大人1日券は7600円(200円引き上げ)で、TDRの7400円よりも高額になります。値上げによりUSJの入場者数が鈍化する可能性はあります。そのため、今後の値上げは慎重に判断していくものと思われます。

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