モスバーガーを運営するモスフードサービスは2月11日、大学生と対話するイベント「モスバーガーキャンパスミーティング」を開催します。櫻田厚会長が講演し、直接学生と交流します。

モスバーガー利用者のボリュームゾーンは30〜50代と思われます。若年層を十分に取り込めていない状況で、マクドナルドなどの低価格チェーン店に水をあけられています。今回の対話を通じて若年層の取り込みを図る狙いがあります。

同社は櫻田会長が直接、全国の消費者と対話し消費者ニーズを探る「タウンミーティング」を行なっています。消費者視点の商品開発につなげることが主な狙いです。ただ、どちらかというと既存顧客との対話がメインです。対して今回のイベントは、これから取り込みたい顧客層に焦点を当てているところが異なります。

今回のイベントでは、明治学院大学の学生にテーマに沿ったモスバーガーのキャッチコピーを考案してもらうグループワークを実施します。採用された案は実際に宣伝ツールとして一部店舗の店頭で使用されます。

ところで、企業と消費者が共同で価値を創り上げる「共創マーケティング」が近年注目を集めています。企業が消費者とコミュニケーションを図りながら、消費者の本音やニーズを商品やサービスの開発に生かす手法です。一般的な共創マーケティングは、インターネット上にコミュニティを構築して行うことが主流です。

同社の今回のイベントや「タウンミーティング」による共創マーケティングは、経営トップ層が消費者と直接対話をする点で先進的といえます。インターネット上ではなく直接対話を行い、消費者の声を実際の経営に取り入れていることを積極的にアピールします。消費者に寄り添う企業というイメージ構築を狙っています。

今回のイベントにより、若年層のニーズを探り、それを商品開発や営業施策につなげます。若年層に寄り添う姿勢を示すことで、課題である若年層の集客を実現する狙いがあります。モスバーガーが若年層を取り込むためには、今回限りのイベントで終わらない、継続したものである必要があるといえるでしょう。全国の学生との対話行脚が求められるといえそうです。

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