「おもてなし規格認証2017」の登録手続きが開始しました。「おもてなし規格認証」とは、経済産業省が、サービス産業事業者のサービス品質を「見える化」するために創設した登録制度のことです。事業者は30項目の取り組みについて必要な基準を満たすことでマークや登録証または認証書を取得することができます。

■ 4つの定義

「おもてなし規格」は「顧客満足」「従業員満足」「地域社会の満足」の3つの満足を高め、発展させるプロセスです。4つの定義があります。

1. 「お客様」の期待を元に、共に価値を創ること

2. 「従業員」の意欲と能力を引き出すこと

3. 地域・社会と共生していくこと

4. 継続・発展していくこと

■ 3つのメリット

「おもてなし規格認証2017」に登録することで事業者は3つのメリットが得られます。

1. 「サービス品質の見える化」
発行される「登録証」または「認証書」とマークを掲出・印刷することでサービス品質を「見える化」することができます。

2. 「公的支援を受けやすく」
業務の革新・改善を図る事業者に対する補助金制度や融資制度が受けやすくなります。

3. 「生産性の向上と経営品質の向上」
30の規格項目に取り組むことで生産性が向上し経営品質が向上します。

■ 4つの認証

「おもてなし規格認証2017」には4つの認証があります。認証によっては認定機関に認定された「認証機関」から認証を受ける必要があります。

「紅認証」…サービス向上の取組に意欲的なサービス提供者(自己適合宣言)

「金認証」…お客さまの期待を超えるサービス提供者(第三者認証【有償】)

「紺認証」…独自の創意工夫が凝らされたサービス提供者(第三者認証【有償】)

「紫認証」…お客さまの期待を大きく超える「おもてなし」提供者(第三者認証【有償】)

サービス品質は「見えづらい」という特徴があります。「おもてなし規格認証」はサービス品質を「見える化」することでサービス品質の担保と向上を実現する試みです。事業者は同規格に登録することでサービス品質の向上が期待でき、それを付加価値として価格に転嫁することができます。サービス産業の活性化と生産性の向上に寄与する制度といえるでしょう。

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