すかいらーくが好調です。2016年12月期の連結決算(国際会計基準)は、売上高は前年同期比1.0%増の3545億円、純利益は20.5%増の182億円でした。増収増益です。

データ分析によるメニュー刷新が功を奏しました。携帯アプリやTポイントカードによりビッグデータ分析を行い、顧客ニーズをきめ細かく分析しました。分析結果を基に6月、9月、11月に大幅なメニュー改定を行っています。

メニュー改定の効果は数値で表れています。2016年の1〜6月の既存店売上高の前年比は全てでマイナスでしたが、メニュー改定後の7月はプラスに転じました。8、9月はマイナスになりましたが、メニュー改定後の10、11、12月はプラスに転じました。メニュー改定以外の要素もありますが、メニュー改定が売上高に貢献したと言っていいでしょう。

■ しゃぶしゃぶ店「しゃぶ葉」が成長

不採算店舗の業態転換も功を奏しました。「ガスト」などの不採算店舗を成長しているしゃぶしゃぶ店「しゃぶ葉」などへの業態転換を進めました。2016年におけるしゃぶ葉への業態転換は56店にもなります。しゃぶ葉は勢いを得ています。

すかいらーくは経営効率を高める動きを強めています。2月以降、「ガスト」や「ジョナサン」などの深夜営業をしている約1000店のうちの約650店(当初の約750店から見直し)で営業時間を短縮する方針です。従業員満足度の向上と共に経費削減を推し進めます。2017年は約15億円の経費削減を目標としています。

2017年12月期の純利益は前年比5.4%増の192億円を見込んでいます。変化が激しい顧客ニーズと従業員の働き方に対して、柔軟に対応できるかが問われるといえそうです。

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