大手百貨店5社が発表した2月の売上高(既存店ベース、速報値)は、5社中3社が増収となりました。前年がうるう年で営業日数が1日少ないことを考慮すると、百貨店各社は健闘したといえます。

阪急阪神百貨店は2.6%の増収です。8.4%伸びた阪急うめだ本店が牽引しました。2017年3月1日付流通ニュースは「そごう・西武全21店合計の売上高は1.1%増となった」「婦人雑貨、紳士服、宝飾が好調に推移し、前年を超えた」と報じました。三越伊勢丹は0.4%増と昨年2月以来、1年ぶりの増収となりました。バレンタインやプレミアムフライデーで賑わった食品部門が牽引しました。

高島屋は1%の減収です。バレンタインやプレミアムフライデーで賑わい、化粧品、宝飾品が好調でしたが、うるう年による営業日数が減ったことなどが影響しました。大丸松坂屋百貨店は0.6%減です。バレンタインで賑わい、化粧品などが好調でしたが、営業日数が減ったことが影響しました。

各社とも、プレミアムフライデーの効果は一定程度あったようです。2017年3月2日付NHK NEWS WEBは「グループ全体の1日の売り上げは去年2月の月末の金曜日より高島屋が6%、そごう・西武が5.6%、三越伊勢丹が0.7%それぞれ増加しました。また、大丸松坂屋百貨店は15店舗の平均で17%、阪急阪神百貨店は大阪市にある阪急うめだ本店の売り上げが16%増えた」と報じています。

購買力がある大企業の社員が仕事を早めに切り上げて百貨店を訪れ、ショッピングを楽しんだと思われます。プレミアムフライデーは不発に終わったと見る向きもありますが、大企業を中心にある程度活用できた企業もあり、実際の消費に結びついた形といえます。

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