イオンは4月12日、2017年2月期の連結決算を発表しました。売上高は前年比0.4%増の8兆2101億円、営業利益は4.4%増の1847億円、最終損益は87.3%増の112億円です。

不振が続いていたスーパーの業績が改善していることに加え、クレジット事業や銀行業、電子マネー事業で構成する総合金融事業、ウエルシア薬局を運営するドラッグ・ファーマシー事業が引き続き好調だったことが業績を牽引しました。

スーパーの「イオン」などを運営するイオンリテールは、増加している働く女性や共働き世帯が利用しやすいよう、夜6〜9時に総菜や生鮮食品を充実させる「まいにち夜市」や、国内大手総合小売業としては初となる「ブラックフライデー」といった施策が好調だったこと、活性化を行った店舗の損益が改善したことなどが業績に貢献しました。イオンリテールの営業利益は前期比73.8%増の83億円となっています。

総合金融事業は引き続き好調です。営業利益は前年比12.5%増の619億円です。営業利益の33.5%を占める1番の稼ぎ頭となっています。プロモーションやキャンペーンを各事業で積極的に行ったことが功を奏したようです。

ドラッグ・ファーマシー事業も好調です。売上高は前年比5.3%増の6235億円、営業利益は18.6%増の220億円です。2016年9月1日にハックドラッグなどを展開するCFSコーポレーションを吸収合併したことで規模が拡大しました。また、調剤併設率を高めたことで調剤の売り上げが伸長したことや24時間営業の店舗を拡大したことが業績に貢献しました。今後の成長が期待できます。

イオンの業績は回復の兆しが見えています。とはいえ、売上高純利益率は0.1%で薄氷を履む状態です。赤字に転落してもおかしくない状況です。今期が正念場となりそうです。

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