定食チェーンの大戸屋ホールディングスは5月10日、亡くなった実質的な創業者の三森久実氏に対して、2億円の功労金を支払うと発表しました。6月28日に開催予定の株主総会で提案するとしています。

功労金を巡って創業家と経営陣は対立してきました。一時は8億円を超える功労金支給の話が持ち上がったこともありましたが、一部の役員が反対するなどで功労金の支払いは先送りされていました。会社側は功労金を支払うことで決着させたい考えです。

同社は同日、2017年3月期の連結決算は売上高が前年比1.5%減となる256億円と発表しました。減収です。これまで増収を続けてきましたが、ここにきて成長にストップがかかる形となりました。創業家と経営陣の対立により客離れが発生した面があることは否定できないでしょう。

今後は創業家がどのよう出るのかが焦点となりそうです。2億円とは別に1000万円の弔慰金を支払うことも決まりましたが、創業家が納得するかどうかは流動的です。当初の金額からは大きく後退し、感情的な対立もあるため一筋縄ではいきそうにもありません。

両者の対立が長引けば、客離れはさらに加速していくでしょう。お金のことで揉めている店で食事をしたいと思う消費者はいないのではないでしょうか。

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