日本郵政は5月15日、2017年3月期決算は連結最終損益が289億円の赤字(前年同期は4259億円の黒字)と発表しました。オーストラリアの物流子会社トール・ホールディングスを巡る巨額の減損損失が影響しました。

トール社による減損損失は4003億円超を計上しました。内訳は、のれんが3682億円、商標権が241億円、有形固定資産が80億円です。

郵便・物流事業は厳しい状況です。郵便物は減少傾向を示し、2017年3月期の外部顧客に対する売上高は前年比で微減、経常利益は39.6%減の143億円です。

ゆうちょ銀行は、低金利で国債利息が減少したため業務粗利益が大きく低下しました。2017年3月期の経常利益は前年比399億円減少の4420億円です。

かんぽ生命保険は、保有契約が減少したため基礎利益が低下しました。2017年3月期の経常利益は前年比1317億円減少の2797億円です。

日本郵政は、2018年3月期の連結最終損益はトール社による巨額損失の影響がなくなるため4000億円の黒字を見込みますが、経常利益は前年比152億円減少の7800億円を予想しています。日本郵便の経常利益は342億円減少し180億円となる見通しです。

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