「リーダーシップとは『行動』そのものである」

これは、私が会社員時代にリーダーシップについて悩んでいた時に当時の上司に言われた言葉です。目から鱗が落ちました。それまでは、私はリーダーシップとは素質の問題だと思い込んでいました。組織でリーダーシップを発揮できず、「私にはリーダーシップの素質がない」と悩んだものです。

リーダーたるもの、優しさや寛容さ、威厳、カリスマ性といった素質がなければならないと考え、部下に対して優しく接したり、威厳を示したり、時には怒ったりと様々なことを試しました。しかし、どれも上手くいきませんでした。当時は、リーダーシップに関わる素質を磨くこと、テクニックを磨くことに傾斜していました。

そういった素質やテクニックを磨くこと否定するわけではありません。素質やテクニックを磨くことは必要です。ただ、それが全てではありません。当時の上司に「リーダーシップとは『行動』そのものだ」と言われるまではそのことに気づくことができませんでした。

当時の上司に次のように言われました。

「リーダーは目標に向けて自ら旗を掲げて、周囲に働きかけていかなければならない。ただ、周囲に働きかける前にしなければならないことがある。それは、まずは自分自身に働きかけるということだ。自分自身を信じることができない者を、はたして周囲の者が信じることができるだろうか。できないだろう」

「重要なのは自分自身への確信だ。自分自身に確固たる確信がなければ人は動かない。では、その自分自身への確信とは何か。それは『行動』そのものだ。言葉では誰でも何とでも言える。でも、行動はその人自身に確信がなければできないものだ」

「だから、リーダーシップとは行動そのものになる。目標を掲げて行動する。リーダーが行動しているのを見て周囲が行動するようになる。それが大きな力となって目標を実現できるようになる。繰り返すが、リーダーシップとは『行動』そのものだ」

それまで、リーダーシップを発揮するために素質やテクニックを磨くことを追い求めていた私は大きな衝撃を受けたのを覚えています。それからは、ただひたすら行動を起こすことを求めていきました。

行動を起こすと時には軋轢を産むことがあります。また、失敗することもあります。でも、行動を起こす人に人はついてくることに気がつきました。失敗しても手を差し伸べてくれる人が現れるようになりました。困難がありながらも、目標を達成することができるようになりました。「リーダーシップとは『行動』そのものである」ことを理解することができたのです。

リーダーシップを発揮するためには行動が非常に大事です。思考ばかりしていて行動しないということがないでしょうか。知性派リーダーにありがちなパターンです。もちろん、思考の重要性を否定するわけではありません。徹底的に思考することは非常に大事なことです。しかし、思考ばかりしていて行動しないのでは本末転倒です。思考は行動するためにあります。

思考ばかりしていて行動しない状態に陥っているのであれば、一旦は思考を捨てて行動するようにしましょう。行動を積み重ねることで、行動することが習慣化されます。

「習慣化」というのは非常に大事な概念です。習慣化すれば行動することに対して重荷に感じることがなくなります。行動することが当たり前のようになります。そうなると、当たり前に行動できるリーダーとなることができます。そして、リーダーシップは素質としてその人に備わることになるのです。

リーダーシップは素質の問題のように見えますが、その実は「行動」から成り立っています。リーダーシップを発揮するためには、ひたすら行動あるのみです。

カルロス・ゴーン氏は「素晴らしい計画は不要だ。計画は5%、実行が95%だ」と述べています。素晴らしい計画よりも行動が大事です。まずは行動してみましょう。リーダーシップを発揮することができます。

【無料メールマガジン】メルマガ「売上倍増戦略講座」が無料です。

下記フォームからお申し込みください

 

空メールでも登録できます