ユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)とドンキホーテホールディングス(HD)は6月13日、両社グループの業務提携に向けた検討を開始すると発表しました。

商品開発や出店開発、店舗の共同運営、新業態の開発などで業務提携を検討するようです。具体的な内容については、半年以内をめどに具体化し、業務提携契約を締結することを目指しています。

両社を取り巻く経営環境は厳しさを増しています。消費者ニーズの多様化、eコマースを含めた販売チャネルの多様化、消費者の低価格志向の継続などにより、より効率的な経営が求められています。それぞれの経営資源を持ち寄ることで相乗効果を発揮し、変化と厳しさが増している経営環境に対応する狙いがあります。

ユニー・ファミマHDはコンビニエンスストアと総合スーパーが主力です。一方、ドンキHDはディスカウントストアが主力です。両社は主力業態が異なり、出店地域の競合も少ないため、業務提携のメリットは大きいといえるでしょう。

ユニー・ファミマHDは2016年9月にファミリーマートを吸収合併存続会社とし、ユニーグループ・ホールディングスを吸収合併消滅会社とする吸収合併を行なったことで誕生しました。合併により規模は大きくなっていますが、それでも最大ライバルのセブン&アイ・ホールディングス(HD)にはかないません。

コンビニは比較的順調です。サークルKサンクスを承継したことで店舗網は拡大しています。一方、総合スーパーは苦戦している状況です。ドンキHDとの提携を実現させることで、セブン&アイHDを追撃したい考えがありそうです。

ドンキHDは2020年6月期までに売上高1兆円の達成、グループ店舗数を500店に増やす目標を掲げています。ドンキHDの業績は好調です。2016年6月期の売上高は前年比11.1%増の7595億円、同期末時点のグループ店舗数は前期末比35店増の341店です。

ただ、目標達成には1期あたり売上高は約480億円、店舗数は約40店を積み上げる必要があり、決して低いハードルではありません。ユニー・ファミマHDとの提携で、目標を達成したい考えがありそうです。

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