経済産業省は2016年の商業動態統計を発表しました。商業動態統計は全国の商業を営む事業者の販売活動などの動向を明らかにするものです。

2016年の小売業商業販売額は前年比0.6%減の139兆8770億円となりました。2年連続の減少です。衣料品が、天候不順や閉店の影響で不調でした。パソコン需要の低迷でパソコン周辺機器なども不調でした。

1980年から2016年までの小売業商業販売額の推移を確認します。

90年代初頭までは順調に伸長したものの、その後はバブル崩壊や消費者の嗜好の多様化などの影響で低迷していきました。2010年代に入ってからは持ち直しを見せるも、2015年と2016年は前年割れを起こし、現状はやや勢いを欠いている状況です。

2000年以降を業種別で確認します。

規模と成長の両面で飲食料品が好調です。2006年までは低下傾向を示していたものの、その後は好調なコンビニでの需要が引っ張っていることもあり好調に推移しています。2016年は44兆3890億円です。

衣料品は長らく冴えない状況が続いています。現在まで低下傾向を示しています。2016年は10兆8140億円です。機械器具は2010年までは比較的順調だったものの、その後は低迷しています。2016年は5兆8610億円となっています。自動車は比較的安定的に推移しています。2016年は17兆50億円です。

燃料は安定的に推移していたものの、近年はガソリンなどの石油製品の価格の低下、または販売量の低下などにより減少傾向にあります。2016年は10兆9480億円です。医薬品化粧品は好調なドラッグストアでの需要が引っ張り、近年は好調です。2016年は9兆3980億円です。

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