ドラッグストア大手のツルハホールディングス(HD)は8月7日、静岡県を地盤にしてドラッグストアと調剤薬局を展開する杏林堂薬局(浜松市)を子会社化すると発表しました。9月下旬に親会社の杏林堂グループ・ホールディングス(同)の株式を51%取得する計画です。

子会社化が実現した場合、2016年度の合計売上高は6665億円(ツルハHDが5770億円、杏林堂薬局が894億円)となり、ウエルシアホールディングスの6231億円を抜いて首位になります。

ツルハHDは北海道や東北、関東を主な地盤とし、17年5月15日時点で国内1755店の直営店(他にFCが2店)を展開していますが、これまで静岡県には出店していませんでした。一方、杏林堂薬局は浜松市を中心とした静岡県で77店(17年4月15日時点)を展開しているため、ツルハHDは杏林堂薬局を子会社化することで静岡県に地盤を築くことができます。

両社は業務提携により、プライベートブランドの開発や商品・備品の共同仕入れ、薬剤師を中心とする人材の共有、各種システムの共有などで広範囲に連携します。

ドラッグストア業界の勢力争いは混沌としています。マツモトキヨシホールディングスの16年度の売上高は5351億円で3位につけています。サンドラッグが5283億円で4位、コスモス薬品が5027億円で5位となっています。

杏林堂薬局を子会社化することで1位に躍り出るツルハHDと5位のコスモス薬品の16年度の売上高の差は1600億円程度で、追い越すことが難しいというほどの差ではありません。M&A(企業の合併・買収)などで簡単に逆転が起きる状況といえるでしょう。

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