大手回転寿司チェーンの首都圏での覇権争いが激化しそうです。

2017年8月22日付日本経済新聞は以下のように報じています。

「『くら寿司』を運営するくらコーポレーションは今後3年で出店する約60店の半数超を首都圏に展開」

「スシローグローバルホールディングスも3年間の新規100店の7割を関東周辺に集中させる」

「元気寿司も年15店前後の出店ペースを掲げ、首都圏を重点地域に挙げる」

くらは発祥の関西に多くの店舗を構えています。首都圏にもそれなりの地盤がありますが、今後さらに強化していく方針です。スシローも関西が発祥です。関西はもちろん、首都圏でも多くの店舗を出店しています。元気寿司は北関東が多く、手薄な首都圏も強化したい考えです。

ゼンショーホールディングスが展開する「はま寿司」は首都圏で迎撃します。同地域に多くの店舗を展開しています。

大手回転寿司チェーンは出店攻勢を強めています。消費者の節約志向が強まるなか、回転寿司が受け皿となっています。各社の足元の好調な業績がその事を示しています。

くらの16年11月〜17年4月期の売上高は前年同期比8.8%増の601億円と好調です。

はま寿司の17年3月期の売上高は同8.0%増の1090億円と好調です。

元気寿司の16年4〜6月期の売上高は同18.0%増の96億円と好調です。

スシローの16年10月〜17年6月期の売上高(IFRS)は同7.2%増の1148億円と好調です。

好調な業績を背景に首都圏での出店攻勢を強めてくるため、競争がさらに激化していきそうです。

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