ユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)は8月24日、傘下の総合スーパー(GMS)ユニーの株式をドンキホーテホールディングスが40%取得すると発表しました。両社は資本・業務提携を結びます。

ユニーの一部の店舗を、ドンキHDの「ドン・キホーテ」と統合したダブルネームの新業態店に転換します。ユニーの店舗にドン・キホーテを出店します。ドン・キホーテに、ユニー・ファミマHD傘下のファミリーマートを出店します。

11月にユニー・ファミマHDが完全子会社であるユニーの8万株をドンキHDに譲渡します。これにより、持ち株比率はユニー・ファミマHDが60%、ドンキHDが40%となります。

これまで両社は業務提携に向けた検討を行ってきました。資本提携にまで踏み込むことで、連携を強化する方針です。資本関係を強化した上で、両社の経営資源やノウハウを持ち寄ることにより、相乗効果を高める考えです。

業務提携では店舗の共同運営のほか、商品の共同開発や共同仕入れ、共同販促、電子マネーやポイントカードの共通化、物流機能の合理化、人材交流などを検討します。

提携で注目されるのが、ユニーが運営するGMS「アピタ」「ピアゴ」などの約200店の立て直しです。業績不振により、店舗数が17年2月期で18店が減少している状況です。18年2月期では14店減を計画しています。

ドンキHDは業績不振だったGMS「長崎屋」を買収し、採算を改善させた実績があります。そのノウハウを活用してユニーのGMSを立て直したい考えです。

ドンキHDとしては、ファミリーマートを取り込むことで、コンビニの運営ノウハウを吸収する狙いもありそうです。私見ですが、ドンキHDは将来的に独自のコンビニを開発する野望を持っていると考えています。

ドンキHDはかつて、弁当・総菜店「オリジン弁当」を運営するオリジン東秀を傘下に収めることを企図したことがあります。傘下に収めることで「次世代コンビニエンスストア」を確立することを狙いました。ドン・キホーテ並みの安さで弁当などの商品を販売するというものです。この構想は結局は実現しませんでしたが。

こうした経緯から、ファミマとの共同出店の範囲で満足できなければ、ノウハウを吸収した上でドンキHD独自のコンビニを確立する可能性があると考えます。あくまで私見ですが。

いずれにしても、両社の提携は面白いことになりそうです。どのようなコラボ展開になっていくのか目が離せません。

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