イオンが店頭での試食販売を強化する実験を始めたようです。

2017年9月4日付日経MJは「従来はほぼ休日や特売日に限っていた試食を、総合スーパー(GMS)の一部で毎日するようにした」「イオングループでGMS運営のイオンリテールは今春から、管轄する約400店のうち86店でこうした試食販売を毎日している」と報じました。

これは挑戦的な試みと言えるでしょう。人手不足感が高まり、省人化の重要性が叫ばれるなか、手間暇がかかる試食を強化するというのは異例と言えるでしょう。高単価商品を扱う業態であればわかりますが、セルフサービスを前提とする一般のスーパーで毎日するというのは珍しいと言えます。

この試みは、たとえメーカーの商品であっても、メーカーが用意した販売員に任せっきりにするのではなく、「店頭での接客はグループで実演販売サービスをするイオンデモンストレーションサービス(千葉市)が担う」(日経MJ同記事)ということなので、イオンに費用負担が重くのしかかることになります。

試食販売にかかる人手と食材のコスト増加分と、売り上げ増による利益の増加分のどちらが大きいかを検証することにより、継続するかどうかを決めることになりそうです。

いずれにしても、この試みを成功させるには、実演販売する店員の接客技術の向上とモチベーション強化が必須となるでしょう。試食販売に特化した教育制度の確立や人事評価制度の構築が必要です。

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