ブランドコンサルティング大手の米インターブランドは9月25日、世界的に展開する企業ブランドの価値を金額に換算し、ランキングにして公表しました。

2017年版の首位はアップルで、5年連続で順位を維持しました。ブランド価値は1842億ドル(約20兆6000億円)となっています。米国内の先端製造技術への10億ドル規模の投資や、AIスピーカー「ホームポッド」などのハードウェアや会話型AI「Siri(シリ)」などのソフトウェアを開発し続けていることが評価されました。

2位はグーグルで、5年連続で順位を維持しました。ブランド価値は1417億ドルでした。これまでに開発した技術やプラットフォームにおける消費者のブランド体験の優位性、今後の家電製品などの展開によるブランド強化が評価されました。

3位(前年は4位)はマイクロソフトで800億ドル、4位(同3位)はコカ・コーラで697億ドル、5位(同8位)はアマゾンで648億ドルでした。

ファイスブックは昨年の15位から8位に大きく躍進し、前年比48%増の482億ドルとなりました。調査対象の中では最も伸びています。市場変化への対応が早く、常に利用者のニーズに応えていることが評価されました。2番目に伸びたのはアマゾンで、前年比29%増加しています。市場機会や流行を柔軟に取り入れ、革新的な製品やサービスを提供していることが評価されました。

やはり、米IT勢のブランド力の強さが鮮明となっています。ランキング開始から12年までの13年間はコカ・コーラが連続で1位の座を守り続けてきましたが、13年にアップルにその座を譲ることになったことで、米IT勢の優勢が決定づけられたといえます。

日本勢の最上位はトヨタ(トヨタ自動車)で7位(同5位)でした。ブランド価値は6%減の503億ドル(約5兆6000億円)です。コンセプトカーの発表や20年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた投資などが評価されています。次に高かったホンダが20位(同21位)で227億ドル、その次のニッサン(日産自動車)が39位(同43位)で115億ドルでした。

調査は、海外売上高比率が30%を超えるなど一定の基準を満たした企業が対象です。ブランド価値の金額の算出は、財務力や消費者の購買意思決定に与える影響力などをもとに算出しています。

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