アサヒビールがビール系飲料を値上げするようです。

2017年10月4日付日本経済新聞は「アサヒビールは業務用を中心としてビール系飲料を値上げする。対象製品は2018年3月1日以降の出荷分。値上げは全ての製品で実施した08年以来10年ぶりとなる。酒販店などの店頭ではビール系飲料の大瓶価格で10%前後上がる見通しだ」と報じました。

ビール最大手の値上げにより、競合他社も追随する可能性があります。また、小売店や飲食店の価格に大きな影響を与える可能性がありそうです。

6月から酒税法が改正されたことが影響しているとみられます。これにより、正当な理由なしに仕入原価と販売管理費の合計を下回る金額で酒類を販売した場合、社名公表から酒類免許の取り消しまで厳しい処分を受ける可能性があるためです。酒類の安売り規制が強化される形となりました。

アサヒビールは法令に抵触しないよう、値上げに踏み切ると考えられます。物流会社の人手不足により、物流費用も今後上がり、原価割れが広がる恐れもあるため、先手を打った側面もありそうです。

ビールメーカーの値上げが広がれば、小売店や飲食店の価格に大きな影響を与えそうです。特に、商品の値上げが客離れにつながりやすい飲食店はジレンマを抱えることになりそうです。

焼き鳥店チェーンの鳥貴族は10月から酒類を含む全商品を値上げしています。同社は値上げの理由の一つとして、酒税法が改正されたことを挙げています。ビールを中心に酒類の卸価格の上昇圧力にさらされていました。28年間値上げせずにいましたが、抗しきれなかった形です。

同様の理由でラーメン店の日高屋など大手飲食店が値上げに踏み切っています。ビールメーカーのアサヒビールが値上げすることで、大手飲食店の動向に注目が集まります。

【無料メールマガジン】メルマガ「売上倍増戦略講座」が無料です。

下記フォームからお申し込みください

 

空メールでも登録できます