家電量販店のビックカメラが医薬品や日用品などを扱う新型店「ビックカメラセレクト」の出店を始めるようです。

10月21日付日本経済新聞は「セレクトは11月に東京・原宿に1号店を開き、主に医薬品や日用品、酒類を扱う。売り場面積は小型スーパー並みの340平方メートル」と報じました。

ビックカメラは既存の家電量販店の一角で「ビックドラッグ」を展開し医薬品や日用品などを販売しています。全国で約30店を展開しています。17年8月期の医薬品・日用品販売は149億円で、前期比27.1%増加しました。まだ規模は小さいものの、急速に成長している状況です。

ビックカメラは家電販売だけでは成長が難しいと判断しているようです。調査会社のGfKジャパンによると、2016年の家電販売市場は前年比1.5%減の7兆円としています。経済産業省「商業動態統計」では、16年の家電大型専門店の販売額は前年比1.5%減の4兆1829億円としています。家電販売は厳しい状況にあります。

家電大型専門店販売額の推移(2017年7月考察)

家電は基本的にどこで買っても同じ商品が手に入るため、販売において差別化が難しいという特徴があります。価格と立地以外の面で競争力を確保することが難しく、競合との消耗戦に陥りやすいと言えるでしょう。

また、ネット通販が急拡大していることも大きく影響していそうです。同様の理由でネット通販に奪われやすいと言えます。店頭で見てネットで買う「ショールミング」の対象になりやすいのです。

そうしたなか、セレクトを出店することで新たな収益源を育てたい考えです。同社は他に、玩具を専門に扱う新型店「ビックトイズ」を11月に愛知県日進市の商業施設に1号店を出店する予定です。

ビックカメラ、玩具専門店を出店。11月に愛知で開業

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