「TSUTAYA」を手掛けるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が中堅出版社の主婦の友社(東京・文京)を買収するようです。

12月13日付日本経済新聞は「CCCは主婦の友社の発行済み株式の9割超を印刷大手の大日本印刷から数億円で買収する」と報じました。

主婦の友社は料理や育児、ファッションなどに関する雑誌や書籍を発行しています。女性誌「Ray(レイ)」や「mina(ミーナ)」などが有名です。CCCは主婦の友社が持つコンテンツやノウハウを生かし、CCCが展開する書店の魅力を高める狙いがありそうです。

CCCは出版社など魅力的なコンテンツやノウハウを持つ企業の買収を推し進めています。

15年に美術文化の普及を推進してきた美術出版社を買収しています。同社のコンテンツやノウハウを生かし、美術系の本を多く取りそろえる「銀座 蔦屋書店」を今年4月に商業施設「GINZA SIX」にオープンしました。

今年3月には出版社の徳間書店を買収しています。同社はライフスタイルを提案する雑誌「GoodsPress(グッズプレス)」やアニメ雑誌「Animage(アニメージュ)」などの雑誌や書籍を出版・発行しています。アニメ製作会社のスタジオジブリを設立したことでも知られています。

ツタヤのCCC、徳間書店を買収。出版事業を強化

徳間書店などを買収した狙いについて、「CCCの増田宗昭社長は『(電子書籍の販売サイトなどの)プラットフォームの時代は終わり、コンテンツの時代が来ている』と強調する」(同記事)といいます。

CCCとしては、不振が伝えられている同社のCD・DVDレンタル事業の代わりに、成長している書店事業の魅力を高めてさらなる成長につなげたい考えです。

全国の書店数は減少が続き、出版業界の市場規模は縮小しているなか、CCCの書店事業の売上高は2016年に1308億円となり、1994年より22年連続で過去最高額を更新しています。店舗数も右肩上がりで増えています。

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