小麦粉が値上がりします。日清フーズは1月4日出荷分から家庭用小麦粉を約1〜3%、家庭用ミックスを約2〜4%、業務用ミックスを約1〜4%値上げします。日本製粉も同日出荷分から家庭用小麦粉を約1〜4%、家庭用ミックスを約2〜3%値上げします。昭和産業も同日出荷分から家庭用小麦粉を約1〜4%、家庭用ミックスを約1〜3%値上げします。

原料となる輸入小麦の政府売り渡し価格が10月から引き上げられたほか、人件費や包材費、物流費などが上昇したことも値上げの要因となっています。主に業務用を手がける日清製粉、日本製粉、昭和産業、日東富士製粉の4社は、すでに12月20日出荷分から業務用小麦粉の値上げを実施しています。

パックご飯も値上がりします。はごろもフーズは1月4日出荷分からパックご飯を最大13.3%値上げします。テーブルマークは2月1日出荷分からパックご飯を最大17%値上げします。東洋水産は3月1日出荷分からパックご飯を1個あたり10〜15円値上げします。

原料となるコメの値上がりに加え、物流費や包材費、人件費などが上昇したことが値上げの要因となっています。

コメの値上がりをめぐっては、天丼チェーンの「天丼てんや」が1月11日から主力の天丼を税込みで500円から40円値上げするなど6種類のメニューを10〜50円値上げします。

てんや、「天丼」など6種を値上げ

3月から4月にかけては、アサヒ、キリン、サントリー、サッポロの大手ビールメーカー4社が、瓶ビールや樽詰めビールなど一部の商品を値上げします。酒販店などの店頭ではビール系飲料の大瓶価格で10%前後上がる見通しです。

キリン・サッポロも値上げ。大手4社が来春に足並みそろえる

さらに大手ビール4社は、4月1日から輸入ワインと国産ワインの一部を3〜6%程度値上げする予定です。

今年は物価が上がりやすい年になりそうです。原材料費や人件費、物流費などの高どまりが続くとみられ、大手企業を中心に値上げの動きが広がりそうです。中小・零細企業にも波及していくことが考えられます。