ファミリーマートが経済産業省などと連携し、価格情報などを搭載したICタグを貼った商品をカゴに入れた状態でそのまま機械にかざし、客が自分で会計する無人レジの実証実験を始めるようです。

1月31日付日本経済新聞は「期間は2月14日から23日までで、経産省内の店舗で実施する」「客は商品を選んだのち、タグを読み取る機械にかざすと、請求額が表示される」「支払いは電子マネーやクレジットカード、現金に対応する」「実験結果を踏まえ、2025年までに大手コンビニ全店舗での導入を目指す」と報じています。

これが実現できるようになれば、客のレジ待ちの時間が短縮し、店員の作業を大幅に減らすことができます。また、物流や在庫管理の効率化にもつながるとみられます。

ICタグの生産コストが課題となりそうです。1枚あたり10〜20円程度で、数十円の商品も扱うコンビニでの普及の妨げとなっています。経済産業省はコンビニ大手6社の全ての取扱商品(推計年1000億個)に貼り付ける構想を打ち出し、コストが膨大になることが予想されるため、1円以下にコストを下げることを目指しています。

ICタグのコスト低減のほか、読み取り機器の読み取り精度の向上やICタグの商品への貼り付け技術の向上が課題となっています。