カルチュア・コンビニエンス・クラブ傘下のTSUTAYAは、マンションの空間プロデュース事業を始めるようです。

2月16日付日経MJは「売り主となる不動産業者と連携し、書籍とインテリアなどを組み合わせて共有スペースをデザインする。蔦屋書店のノウハウを生かし、2020年までに首都圏や関西で5件以上の物件を手掛ける」と報じました。

444戸で20年に完成予定の「メイツ 深川住吉」(東京都江東区)では、住居棟に隣接する3階建ての共用棟をデザインします。TSUTAYAが選書した約1万冊の本を展開するといいます。

「TSUTAYAはマンションの竣工時にプロデュース事業で不動産会社からコンサルタント料などを得る。20年以降は、共有スペースを利用した住民向けのイベントやワークショップの企画・開催も検討する」(同記事)といいます。

264戸で18年末に完成予定の大阪府の「アーバン島本シティ」でも同様のプロディースを行い、「計5物件のプロデュースを手がけることが既に決まっている」(同記事)といいます。今後は対象を病院やホテルなどにも広げていくようです。

TSUTAYAは1983年に大阪府枚方市に「蔦屋書店 枚方店」を創業。2003年には初のブック&カフェスタイルの店舗を六本木に展開。本を通じて洗練されたライフスタイルを楽しむ大人へ上質な時間と空間の過ごし方を提案しています。そうした中で培ってきた提案力をマンションのプロデュースでも生かし、企画会社としてのビジネスモデルを確立したい考えです。