良品計画は国内で展開する「無印良品」の大型店に「食」の専門売り場を導入します。

まずは3月20日にオープンする堺市の店舗に設けます。ショッピングセンター「イオンモール堺北花田」内にあった既存の店舗を移転・増床する形です。

食の専門売り場では加工食品に加え、産地直送を基本とした青果や精肉、鮮魚も販売します。併設する飲食店「カフェ&ミール ムジ」を含む売り場面積は従来の約11倍の約4300平方メートルとなり、3月のオープン時点では世界最大の店舗になるといいます。

精肉、鮮魚を無印良品の店舗で販売するのは今回が初めてで、精肉は沖縄県産の「あぐー豚」や宮崎県産の「黒毛和牛」などをそろえ、鮮魚は近隣の漁港で水揚げされた近海物を中心に扱います。地元で収穫された野菜や果物も並べます。

また、すしや丼ぶり、コロッケ、メンチカツ、自家製のヨーグルトや地元産の牛乳も販売し、併設する48席のフードコートでそのまま飲食することができます。独自開発しただし、調味料、乾物なども約30品目そろえます。

食の専門売り場には対面販売型カウンターを設置し、食の専門販売員「フードコンシェルジュ」が客と交流しながら試食を勧めたり販売を行います。

「オープン ムジ」と呼ぶコミュニケーションスペースでは食の生産者やシェフとの交流会など食をテーマにしたイベントを開く予定です。

良品計画は17年7月に「無印良品有楽町店」(東京・千代田)で青果の販売を始めるなど食品の販売に力を入れています。