日本マクドナルドがスマホで商品を事前注文し決済もできるシステムを全2900店に導入するようです。

2月23日付日本経済新聞は「スマホの事前注文は2018年に一部で実験を始め、19年以降に全店に広げる。消費者は来店前にスマホで商品を選ぶ。入店したら注文内容が自動でキッチンに伝わり、予約時間に遅れても出来たてを受け取れる仕組みを検討している」と報じました。

また、「スマホでクレジットカード決済もでき、通常のレジで購入するよりも注文から商品を受け取る時間が大幅に短くなる。注文や決済の方法は今後詰める」(同記事)とも報じています。

これにより、待ち時間がほぼなくなり、消費者の利便性が高まります。また、人手不足が深刻になるなか、店側は運営の生産性を高めることができ、混雑の解消にもつなげることができます。

14年に発覚した使用期限切れ鶏肉問題で客離れが深刻だった同社の業績は回復しています。既存店売上高は18年1月まで26カ月連続で前年同月を上回っています。

18年は新規出店を加速することを発表しています。これまで経営立て直しのため店舗数を減らしてきましたが、10年ぶりに増える見通しです。「20年までに150〜200店舗を出す。店舗数は100程度純増する。02年をピークに約1千店減っていたが、現在約2900の店舗数をまず約3千に戻す」(同記事)ようです。

日本マクドナルドホールディングスの17年度の全店売上高は前年度比11.8%増の4901億円、連結売上高は11.9%増の2536億円、連結純利益は4.5倍の240億円でした。18年度は全店売上高が前年度比6.1%増の5200億円、連結売上高が6.1%増の2690億円、連結純利益が18.8%減の195億円を見込みます。