ドラッグストアでも無人レジが広がっていくようです。

3月9日付日本経済新聞は「国内大手ドラッグストアが2025年までにすべての店舗で無人レジを導入する。医薬品や化粧品などにICタグを貼り付け、カゴに入れたままでも一括で読み取れるようにする」と報じました。

これにより、客は複数の商品をカゴや袋に入れたままでも会計ができるようになるため、買い物がより便利になります。また、店側はレジに常時人員を配置しなくて済むようになるので、人手不足の解消や運営の効率化が実現できるようになります。

「3月中に経済産業省と日本チェーンドラッグストア協会が研究会を設け導入への課題を詰める。ウエルシアホールディングスやツルハホールディングスなど協会加盟の企業が参加する」(同記事)といいます。

ICタグを利用した無人レジを巡っては、コンビニエンスストアが既に導入を決め、実証実験を開始しています。

ファミマ・ローソン・ミニストップ、ICタグの実証実験を開始。経産省と連携

タグの価格は現在1枚5円程度です。1枚1円を目指していますが、まだまだ高い状況です。ただ、商品単価から考えると、ドラッグストアはコンビニよりも導入のハードルは低いと考えられます。

人手不足を背景に、ドラッグストア各店舗では会計などを薬剤師が担うケースが増えています。本来の調剤や相談といった業務に集中できない状況が目立つようになり、薬剤師の負担解消が課題となっていました。ICタグを導入することで薬剤師の負担軽減につなげたい狙いもありそうです。