コンサルティング大手のコーン・フェリー・ヘイグループは、チェーン店の店長のリーダーシップと、従業員の離職率や顧客満足度との関係が深いという調査結果を発表しました。

外食大手のワタミが運営する飲食店「和民」「ミライザカ」の2ブランドから39店舗を選び調査しています。

6つのリーダーシップの型のうち、店長が3つ以上を備えていると店舗の雰囲気が非常に良好で、離職率が約半分になることが明らかになりました。

コーン・フェリーによるとリーダーシップには、部下に即座に服従を求める「指示命令型」、長期的な方向性を示す「ビジョン型」、組織内の調和を求める「関係重視型」、部下に積極的な参画を求める「民主型」、自ら規範を示して部下に高い基準を求める「率先型」、部下を計画的に育てる「育成型」の6つの型があるといいます。

このうち3つ以上の型を備えた店長がいる9店舗では、働きやすさや雰囲気などの組織風土が「非常に良好」だとする指標が出ました。また、組織風土が良好な6店舗ではスタッフの離職率が他の店舗に比べ約5割低く、覆面調査による顧客満足度は13%高かったといいます。

コーン・フェリーはこれまでの調査から、一般的に、リーダーシップの型と組織風土には50〜75%程度の相関性があり、組織風土と業績の間には30%程度の相関性があるといいます。