ドラッグストアの成長が止まりません。

3月15日付日本経済新聞はドラッグストアについて「2017年度の売上高は6兆8504億円となる見込み」「売上高が前年度比5.5%増」「日本チェーンドラッグストア協会(横浜市)の調査によると、17年度のドラッグストア全店売上高は17年連続のプラス成長となる見込み。特に食品の売上高が1兆5500億円で前年度比8.5%増と大きく伸びた」と報じました。

食品は各社が成長分野とみて取り扱いを増やしています。九州が地盤のコスモス薬品は食品の売上高の構成比が約56%にもなります。ウエルシアホールディングス(HD)は傘下のドラッグストアで「キッチンオリジン」の弁当を展開するなど、食品の強化に動いています。

ドラッグストアでオリジンの弁当を販売、イオン系ウエルシアが「中食」で勝負

ウエルシアHDはまた、公共料金などの支払いを受け付ける収納代行サービスを全店で始める方針です。24時間営業店と弁当・総菜取扱店を大幅に増やす計画もあります。

ウエルシアHD、収納代行を全1600店に拡大。24時間営業店と弁当・総菜取扱店も大幅増

マツモトキヨシホールディングスは従来のドラッグストアに加えて、健康や美容に対するサービスを強化した新型店「マツキヨラボ」を広域出店し、ドラッグストアの進化を模索しています。マツキヨラボは現在の約10店から早期に50店に拡大する方針です。

「マツキヨラボ」を広域出店。中部に進出、関西も年内に

ドラッグストア全体の動きとしては、2025年までにすべての店舗で無人レジを導入する計画があります。経済産業省と日本チェーンドラッグストア協会が主導し、医薬品や化粧品などにICタグを貼り付け、カゴに入れたまま精算できるようにします。これによりレジに販売員を置かなくて済むようになります。ドラッグストアの生産性を高めていく考えです。

ドラッグストア全店で無人レジを導入。ウエルシアなど、25年までに