コンビニエンスストアの客数の減少が止まらない状況です。

日本フランチャイズチェーン協会》は3月20日、既存店(開店から1年以上たつ店)の来店客数が24カ月連続でマイナスになったと発表しました。

コンビニ業界内の競争の激化に加え、ドラッグストアやインターネット通販の台頭で押されています。

同協会によると、大手7社の2月の既存店客数は前年同月比1.4%減となりました。2月はセブン―イレブン・ジャパンが0.4%減、ファミリーマートが3.1%減、ローソンが3.2%減となるなど大手も苦戦しています。セブンとローソンは8カ月連続、ファミマは11カ月連続で前年割れとなりました。

売上高は新規出店により増加が続いています。コンビニの17年の市場規模は前年比1.8%増の10兆6975億円です。既存店ベースでは売上高は減少しましたが、全店ベースでは増えています。2月末時点の店舗数は5万5395店で前年同月比1.5%増と増え続けています。その一方で、出店が進むにつれてコンビニ同士での客の奪い合いが激化しています。

17年全国コンビニ既存店売上高が3年ぶりに減収

ドラッグストアの台頭も脅威となっています。17年度の市場規模は前年度比5.5%増の6兆8504億円になる見込みです。特に食品の売上高が伸びており、コンビニから客を奪っている側面がありそうです。

ドラッグストア、成長が止まらず

ネット通販の伸びも顕著です。楽天、ヤフー、アマゾンジャパンの国内ネット通販大手3社の17年の合計販売額は約6兆7000億円にもなり、前年から13%増えています。