セブン&アイ・ホールディングスは7期連続で連結営業利益が最高を更新したようです。

3月25日付日本経済新聞はセブン&アイに関し、「2018年2月期の本業のもうけを示す連結営業利益は前の期比7%増の3900億円強になったようだ」と報じました。従来予想(3865億円)を超えるようです。

「北米中心に海外コンビニエンスストア事業が連結業績をけん引。中食需要を取り込む国内コンビニ事業も堅調で人手不足の影響を吸収した」(同記事)といいます。

また、「売上高にあたる営業収益は4%増の6兆円強だったもようだ。事業別では連結営業利益の約2割を稼ぐ海外コンビニが大きく伸びた」(同記事)といいます。

北米では都市部への出店を推進するとともに、不採算店の閉店を進めてきました。商品面では、ファスト・フードやプライベートブランド商品「セブンセレクト」の販売を強化しています。また、ガソリン価格が上昇し販売量が伸びたため、ガソリンの売り上げが伸長していました。

海外で展開するコンビニの店舗数は17年12月末時点で約4万4000店で、北米では約9000店を展開しています。

「連結利益の6割を占める国内コンビニも増益を確保した」(同記事)といます。

人手不足に伴う人件費の上昇で悩む加盟店を支援するため、17年9月から経営指導料を1%減額しましたが、販売増で補ったようです。

商品の販売では、売り上げ面では弁当や総菜が牽引し、利益面ではフライヤー商品やいれたてコーヒー「セブンカフェ」が牽引しました。拡大している中食需要を取り込むことに成功しています。

店舗数は順調に増えています。今年1月に2万店を突破。2月末は2万260店となり、1年前からは800店以上増えています。

国内2万店を達成したセブン。一方で既存店の成長が鈍化

その他の事業に関しては、「ニッセンホールディングスの赤字縮小も貢献した」「総合スーパーのイトーヨーカ堂や百貨店のそごう・西武は販促費を抑制して利益を拡大した」(同記事)といいます。

19年2月期に関しては、18年1月に米スコノLPから取得した1030店が寄与し、増収増益が続きそうです。国内コンビニは健康志向食品を強化することでさらなる成長を図りたい考えです。

セブン、健康に配慮した食品を強化