東京メトロ丸ノ内線の四谷三丁目駅から徒歩3分のところにラーメン店「一条流がんこラーメン 総本家」があります。

とある日曜日の昼時、同店には約30人の行列ができていました。同店は路地裏の奥まった場所にあり、決して好立地とはいえません。それでもこれほどの行列ができるというのですから驚きです。営業はお昼だけとのこと。男性客がほとんどです。

店の扉の上には目が赤く光った牛の骸骨のオブジェが飾られてあります。独特の雰囲気を醸し出しています。

店内はカウンター席が7席あります。年季が入っています。お世辞にも、綺麗とはいえません。

ただ、なぜか悪い印象は抱きませんでした。おそらく、牛の骸骨のオブジェのせいでしょう。「それくらい許しなさい」と念じられたからかもしれません。

ラーメンのメニューは2種類のスープがベースとなって構成されていて、透き通ったスープの「上品スープ」と濁ったスープの「下品スープ」とがあります。下品スープのラーメンはタレやスープの量の違いにより数種類のメニューに分けられます。どれも800円(税込)です。

日曜日と祝祭日は高級食材をふんだんに使った「スペシャル」と呼ばれるスープのラーメンを提供しています。食材や価格はその都度異なるようです。同店の公式ブログで事前に食材を公表しています。スープがなくなり次第販売終了とのこと。

私は日曜日に訪れ、スペシャルのスープがまだ残っていたので試しに注文してみることに。この日のスペシャルは生の牡蠣をふんだんに使ったもので1200円(同)です。

ところで、同店では注文時に会計をします。私はレ◯ートが欲しかったのでオーナー夫妻に「レ◯ートください」とお願いしたところ、「脱◯しているので、レ◯ートは発行してない」と言われ、やんわり断られてしまいました。思いがけないブラックジョークが飛んできたので、「それなら仕方がない」と納得してしまいました。

さて、注文したスペシャルが到着しました。スープは醤油とだしが濃厚で、牡蠣の旨味が効いています。具は豚バラ肉やチャーシュー、タマゴ、メンマ、海苔などがあります。どれもスープの味が染み込んでいます。全体的に塩辛いです。

美味しいですね。おそらく、好き嫌いが分かれる味でしょう。好きな人はとことんハマる感じです。オーナー夫妻と気軽に会話しているお客さんも多く、常連が多いようです。

独特のラーメンと個性が強く親しみの持てるオーナー夫妻のキャラクターが行列を生み出しているといえそうです。