ローソンは銀行業参入に向けて動きを加速させているようです。

3月26日付日本経済新聞は「ローソンは参入を予定している銀行の名称を『ローソン銀行』とし、2018年秋にも開業する方針だ」と報じました。

小売業による銀行設立は、01年にセブン&アイ・ホールディングスが開業したセブン銀行(開業時はアイワイバング銀行)、07年にイオンが開業したイオン銀行に次いで3例目となります。

ローソンは95%を出資する形で準備会社「ローソンバンク設立準備」を16年11月に設立しました。残りの5%は三菱東京UFJ銀行が出資しています。

ローソンは現在、全国に約1万3000店あり、ATMはローソンの子会社のローソン・エイティエム・ネットワークス(LANs)が運営しています。「新銀行はローソンの子会社が現在運営しているコンビニATM事業を引き継ぐ」(同記事)といいます。

LANsはローソンと銀行42社による共同出資会社のため、手数料収入の利益貢献が限定的であるほか、ローソンが独自の判断で金融サービスを展開できないという問題を抱えています。

LANsの2016年度の経常利益は57億円にとどまる一方、自前で銀行を運営しているセブン銀行は同367億円にもなります。

ローソンは自前の銀行を設立することで金融事業の収益性を高めたい考えです。