ニトリホールディングスは3月27日、2018年2月期の連結決算は、売上高が前年比11.5%増の5720億円、本業の儲けを示す営業利益は同8.9%増の933億円だったと発表しました。最終的な儲けを示す純利益は同7.0%増の642億円でした。31期連続の増収増益となっています。

接触冷感素材を使用した「Nクール」や吸湿発熱素材を使用した「Nウォーム」、ベッドマットレス「Nスリープ」といった看板商品の売れ行きが好調でした。

新業態の小型店「ニトリEXPRESS(エクスプレス)」を積極的に出店したことで店舗数が前期末から39店増えて期末には467店に拡大したことも業績に寄与しました。

ニトリ、新業態の小型店「エクスプレス」を展開

売上高販管費率の上昇が唯一の懸念材料です。18年2月期は38.7%で前の期から1.2ポイント上昇しました。近年で最も低かった14年2月期と比べ約3ポイントも上昇しています。

人件費や物流費が上昇したほか、近年取り組んでいる都心部への出店で家賃などのコスト上昇圧力にさらされたことが影響したとみられます。また、大規模な店舗改装を行なったことも影響しました。

ニトリ、過去最大規模の60店を改修。デザイン性を高める狙い

19年2月期は売上高が前期比7.3%増の6140億円、営業利益は同6.0%増の990億円を見込んでいます。純利益は同5.9%増の680億円になる見通しです。