イオンは4月11日、2019年度にグループのプライベートブランド(PB)「トップバリュ」の売上高を17年度の約1.6倍となる1兆2000億円を目指すと発表しました。

2017年度のトップバリュの売上高は前年比1.6%増の7271億円で3期ぶりの増収となりました。「つまらないPB」と評価されることもあり、近年のトップバリュは伸び悩みを見せていましたが、17年度はテコ入れが奏功した形です。

イオンは15年度からトップバリュの抜本的な見直しに着手。顧客からの評価が低いものや収益貢献度が低いものなどを削るなどしてアイテム数を大幅に削減しました。一方で、顧客ニーズをより詳細に分析するなどして付加価値の高い商品開発に取り組んでいます。

合わせて、トップバリュの生活必需品を中心に値下げを実施し、消費者の低価格志向にも対応しています。17年度は3回、値下げを実施したところ、月を追うごとに売り上げが伸張し、年度末のトップバリュ売上高は前年度末と比べて10%程度増えたといいます。

イオン、PB100品目を値下げ
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付加価値の高い新規カテゴリーのトップバリュ商品の売上高は伸びており、トップバリュ全体に占める売上高の構成比は、15年度が9.7%だったのに対し、17年度は27.5%まで拡大したといいます。