ドラッグストア大手のココカラファインは4月2日、大阪府和泉市にある病院の敷地内に薬局を新規出店します。医療機関内に出店するのは初めてで、ドラッグストアチェーンとしては珍しいケースとなります。

4月2日付日本経済新聞は「『ココカラファイン薬局 和泉市立総合医療センター店』は、同センター敷地内で、病院とは別の建物内に入る。医師からの処方箋に基づいて医療用医薬品を提供する調剤だけでなく、医薬品やマスクなども販売する」と報じました。

医療機関の敷地内は従来、癒着を防いだり、過剰投薬を抑制する意味合いなどからフェンスなどを設置しないと薬局は出店できませんでした。患者の利便性の向上などの観点から、厚生労働省の省令の解釈が変更され、16年10月からはフェンスなどが無くても薬局を出せるようになりました。

規制緩和を受け、日本調剤やクオールなど大手の調剤薬局チェーンが相次いで出店しています。

そうしたなか、約1300店を展開するココカラファインはうち約270店で調剤を手がけており、調剤事業に力を入れています。医療機関内にも出店していくことで、調剤薬局チェーンから利用客を取り込みたい考えです。