しまむらが4月2日に発表した2018年2月期決算は、売上高が前年比0.1%減の5651億円、本業の儲けを示す営業利益が同12.1%減の428億円と減収減益でした。減収は9期ぶりとなります。最終的な儲けを示す純利益は同9.6%減の297億円でした。

売上高の約8割を占める「ファッションセンターしまむら」が苦戦しました。店舗数が36店純増し1401店になったものの、全店売上高が前年比1.3%減の4461億円と落ち込みました。ヒット商品の不足などで既存店売上高が3.0%減少したことが影響しました。

販管費がかさんだことが利益に影響しました。前期と比べ人件費と広告宣伝費が大きく上昇したことが影響し、売上高販管費率が前期から1.4ポイント上昇の26.1%となっています。近年、販管費率は上昇傾向にあります。

18年2月期は、テレビCMやインターネットでの販促を拡大しましたが、効果や浸透度は期待値を下回ったといいます。販管費が売上高に十分に貢献しているとは言い難い状況です。

しまむらは19年2月期に関して、売上高を前年比4.0%増の5875億円、営業利益を同18.9%増の510億円とし、増収増益を計画しています。純利益は同17.8%増の350億円を見込んでいます。

ネット通販への参入を検討しているほか、4月にも寝具専門店に参入する計画があるなど新たな収益源を模索し、成長につなげたい考えです。

しまむら、「楽天」や「ゾゾタウン」「アマゾン」へ出店を検討
しまむら、寝具専門店に参入。4月にも