ラーメン店「日高屋」を運営するハイデイ日高は4月5日、4月下旬から一部商品の価格を改定すると発表しました。

4月6日付日本経済新聞によると「麺類や定食類を中心に一部のメニューが20〜30円高くなる」「値上げするのは『野菜たっぷりタンメン』(500円)など麺類や定食など」といいます。

値上げは、原材料費や物流費の上昇に対処することに加え、従業員の待遇改善策を実施するためだとしています。

同日発表した2018年2月期の単独決算は、売上高が前年比5.5%増の406億円、本業の儲けを示す営業利益は同2.5%増の46億円でした。最終的な儲けを示す純利益は同3.6%増の30億円で13期連続の最高益となっています。

既存店売上高が好調で前年比2.3%増となっています。客数は同1.2%増、客単価は同1.1%増です。長雨や台風など天候面で悪影響があったものの、アルコール類や季節メニューが好調に推移し売上高に寄与したといいます。

同社は昨年9月から日高屋業態でビールなどを値上げしたため客離れが懸念されていましたが、影響は限定的でした。

日高屋、ビールを20円値上げ。「ちょい飲み」利用客の減少が懸念

経費面では、業務用米やビール、野菜などの原料価格が上昇したものの、売上高が伸びたことで売上原価率が27.2%と例年並みとなりました。ただ、人件費などが上昇したため、売上高販管費率は前年と比べ0.4ポイント上昇し61.3%となり、例年に比べやや高い水準となっています。

利益率は好調です。売上高純利益率が7.4%で同業と比べて非常に高い水準となっています。3期連続で7%台を確保しています。