串カツ田中は4月12日、6月1日から一部店舗を除き、全席禁煙にすると発表しました。

全席禁煙となるのは「全国の店舗の約9割にあたる160店」(4月13日付日本経済新聞)のようで、残る店舗は立ち飲みの3店舗を除き分煙にするなどの対応を取る方針です。

串カツ田中では子連れの家族客も多く、ターゲットとしても重要視していることから全席禁煙を進める考えです。2020年東京五輪・パラリンピックに向けた受動喫煙防止対策の動きにも対応した形です。

大手外食チェーンで全席禁煙に向けた動きが広がっています。モスバーガーを運営するモスフードサービス は2020年3月までに、サイゼリヤは19年9月までに全席禁煙にする方針です。日本ケンタッキー・フライド・チキンは全席禁煙に向けて店舗の改装を進めています。日本マクドナルドは14年までに全店を禁煙にしました。

モスバーガー、20年3月までに全席禁煙
サイゼリヤ、全店で禁煙へ。19年9月ごろまでに
外食各社が「全席禁煙」に舵を切る。KFCやデニーズも

このように全席禁煙に向けた動きが広がっていますが、外食産業の中でも来店者の喫煙率が高い居酒屋で全面的な禁煙への動きは珍しいといえます。

「外食産業の業界団体、日本フードサービス協会の聞き取りによると、居酒屋の来店者のうち約3割が喫煙者」(日本経済新聞同記事)というデータもあります。

そうしたなか、串カツ田中が全面的な禁煙に向けて舵を切ったことで、大手居酒屋チェーンでも同様の動きが出てくる可能性がありそうです。