「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は5月15日、「カメラのキタムラ」で知られる写真プリント大手のキタムラを、株式公開買い付け(TOB)で完全子会社化すると発表しました。キタムラはTOBに対して賛同の意見を表明しています。

CCCは現在、キタムラの発行済み株式総数の約3割を保有する筆頭株主です。子会社を通じて全株取得を目指します。5月16日から6月26日にかけ、15日の終値を約2割上回る1株あたり1230円で買い付けます。総額は約180億円になる見通しです。これによりキタムラは上場廃止(東証2部)になる見込みです。

キタムラが事業領域としているデジタルカメラや写真プリントはそれぞれ縮小が続いており、今後も厳しい事業環境が続くとみられます。そうしたことから、CCCがTSUTAYA運営などで培った店舗開発ノウハウなどを活用し、新しいビジネスモデルの開発や、ネット事業と店舗の連携を進め、収益力強化を目指します。

キタムラが5月15日に発表した2018年3月期決算は、売上高が前年比10.2%減の1268億円でした。純損益は17億円の黒字(前期は19億円の赤字)に転換しています。