ローソンは8月末に、インターネットで注文した生鮮品などを自宅に届けるサービスから撤退するようです。

6月28日付日本経済新聞は「ローソンは2013年に始めた会員制のネット宅配『ローソン フレッシュ』を閉鎖する」「直近1年の利用者は6万人にとどまり、利用が伸び悩んでいた」と報じました。

利用が伸び悩んだほか、物流費の高騰で採算が合わなくなったことが撤退につながったとみられます。首都圏では5000円以上の購入で送料を無料にするなど送料の一部をローソンが負担していました。そうしたなか、ヤマト運輸など物流各社が法人顧客に対して値上げを求めるなど物流コストの上昇圧力が強まっており、ローソンはサービスの維持が難しいと判断したようです。

一方、ネット通販で注文した生鮮品を最短で当日の午後6時に店舗で受け取ることができる「ローソン フレッシュ ピック」は続けます。現在は東京都や神奈川県の200店超で展開し、生鮮品や日配食品、調味料など食品のほか、食材と調味料などがセットになったミールキット、成城石井などスーパーや専門店の商品も扱います。既存のコンビニの店舗網と物流網を活用してサービスを展開しています。今後のネット通販はこちらに一本化するようです。

ローソン、生鮮品をスマホで予約し店舗で受け取るサービス「ローソン フレッシュ ピック」を開始

コンビニのネット通販をめぐっては、ファミリーマートが2月末に「ファミマ・ドットコム」のサイトを閉鎖しました。一方、セブン―イレブン・ジャパンは17年10月に、店舗にある商品をスマートフォンで注文すると自宅などに届く「ネットコンビニ」の展開を始めており、今後全国の店舗に拡大させる考えです。

セブン、ネットコンビニを全国展開へ。スマホで注文、最短2時間で宅配