セブン&アイ・ホールディングス(HD)は7月5日、通信教育「Z会」などを展開する増進会ホールディングスと業務提携したと発表しました。

Z会の会員がセブンイレブンに設置されているマルチコピー機から答案を提出できるようにするほか、会員向けの学びのイベントを共同で開催したり、セブン&アイが運営する通販サイトでZ会グループの学習教材を販売します。

まず8月に全国のセブンイレブンからZ会の幼児コースの会員が答案を送信できるようにします。今後、対象のコースを順次拡大する方針です。

セブン&アイが運営するイトーヨーカドーや赤ちゃん本舗などの店舗にZ会グループの学習塾などを出店することなども検討していく考えです。

増進会HDはZ会のほか、学習塾「栄光ゼミナール」などを運営していますが、7月6日付日本経済新聞によると「約32万人の会員を抱える。このうち8割強の26万8千人を小中高生が占める」といいます。

セブン&アイの主力事業である国内コンビニエンスストアは客数が伸び悩んでいます。また、セブンイレブンでは来店客に占める20歳未満の比率が年々低下しています。1989年度の27%から2004年度には13%にまで低下し、15年度にはさらに低下して6%となっています。10代の会員を多く抱える増進会HDと組むことで、若い客層を店舗に呼び込みたい考えです。