KADOKAWAは消費者が求める本を書店に早く届けるため、出版取次会社を介さない直接取引店を増やすようです。

7月22日付日本経済新聞は「同社は取引関係が深い書店チェーンとの間で、自社の書籍を注文するシステムを導入している。相互に在庫状況を把握でき、書店は1冊から書籍を注文できる。紀伊国屋書店や三省堂書店など導入店は1000を超えており、数年以内に3300店規模にする」と報じました。

本は1日に約200が発売され、書店の売り場で目に留まりやすい場所にすべてを陳列することが難しく、また、1つの書店ですべての本を取りそろえることは不可能です。そのためアマゾンなどのネット書店に代替されやすく、リアルの書店は欠品時などに出版社から迅速に本を取り寄せられる販売体制の構築が求められていました。

出版取次会社を経由して注文すると1〜2週間かかる場合もありますが、KADOKAWAが取次会社を介さずに直接書店に届けることで、「注文から早ければ翌日」「遅くても2日以内に届ける」(同記事)ことができるようになるため、販売機会の損失を抑えることが期待できます。