日本マクドナルドが昨年に限定販売した「東京ローストビーフバーガー」などについて、消費者庁は7月24日、形状を整えた「成型肉」を使用したのに、部分肉を分割した「ブロック肉」を使っているかのように不当に表示したのは景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、再発防止を求める措置命令を出しました。

消費者庁によると、2017年8〜9月に東京ローストビーフバーガーなどのテレビCMや店内ポスターで「しっとりリッチな東京ローストビーフバーガー」などと牛の赤身をスライスする画像を使用し、牛のブロック肉を使用しているかのように表示しました。

実際は、ローストビーフの過半には牛の赤身のブロック肉を切断加工したものを加熱して結着させ、形状を整えた成型肉を使用していました。

7月25日付日本経済新聞は「同庁によると、商品販売後、ネット上に購入者から『ハムのようだ』などとする投稿があったという。同社は商品開発段階で1商品あたりのローストビーフを増量することになり、当初の見込みよりブロック肉が足りなくなるため、成型肉を使ったという」と報じています。

日本マクドナルドは措置命令を受け「今後、お客様には正しく、わかりやすい広告表現を行います」とコメントしました。再発防止に向け、広告表示に関する社内の勉強会を実施するなどとしています。